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読書感想文「路上のX」

桐野夏生の「路上のX」を読んでから

 

家出少女のイメージがガラリと変わりました。

 


「路上のX」はフィクションだけど、

 


物語に出てくるような

 


未成年を支える活動をしている方に取材をして

 


できた小説みたいです。

 


桐野夏生さんが取材をして

 


「現実は小説よりも残酷ね。」と

 


言ったそうです。

 

 

 


SNSを使って呼びかけをして

 


誰とも知らない人の家に泊めてもらう、

 


そんなニュースを今まで何度か目にしました。

 


正直そこだけを読み取って

 


「なんでそんな危ないことを…」て

 


思っていました。

 


家出少女=反抗期のイメージがありました。

 

 


だけどそんな単純な事ではないのかな、て。

 


この本を読んでからは

 


そう感じるように変わりました。

 

 


いろいろ複雑な家庭環境のなかで

 


まだ判断もつかない未成年が自分の居場所を

 


ただただ探し求めている現実があるのかな、て。

 


家が嫌なら施設に行けば良いんじゃない?
野宿するよりよっぽど安全じゃない。

 


とも思っていたけど

 


彼女たちの求める「自由」がないらしい。

 


門限とか同年代の男女、

 


それと監視のもと暮らすわけですもんね。

 


私はいままで外側ばかりみて

 


内面を見ていなかったな、て思いました。

 


整った環境が必ずしもその人にとって

 


「良い」と感じるわけではない、と。

 


しかも複雑な家庭環境で考え方や性格も

 


なんらかの影響で

 


大人の言うことを拒絶する気持ちも

 


生まれてしまうのも仕方のないこと。

 

 


ネットニュースの記事で読んだ

 


少年院に入って初めて一日3食を知った、て。

 


その記事を読んでショックでした。

 


自分には当たり前のことが

 


当たり前じゃないんだ。

 


想像しているよりも

 


もっと身近な生活の部分で少しずつ

 


傷つけられているのかな、て。

 

 

 


昔と今の違いは詳しくは分からないけど

 


現代はSNSで繋がる場があること。

 


SNSで繋がった事で起こる奇跡、

 


感動のストーリーはテレビで見るけど

 


現実に起こる割合はどうなのかな。

 

 


SNSが使われていない時代だって

 


凶悪犯罪はあったし

 


他人と繋がる機会もあったとは思う。

 


でもいまはあまりにも手軽に誰でも

 


スマホさえあれば

 


その世界に入っていけること。

 


本人の感覚で判断をして

 


街で声をかけられるよりも

 


もっと危険で

 


完成されたモノなんじゃないかな。て。

 


家庭環境のせいで

 


家にいたくない未成年を狙っている

 


大人たち。

 


獲物にされている、てこと。

 


その先は巧妙に仕組まれたビジネスなんだと思う。

 


彼女たちはそれに気づいたら逃げるしか

 


選択肢はないだろう、と思う。

 


この小説ではそのやりとりがリアルに

 


描かれていて

 


私の考え方が根底から覆されました。

 

少しでも安心して眠れる居場所を

 

早く手に入れて欲しいと、思いました。

 

 

それと、こういう作品こそ

実写化されたら良いのにて思います。

 

▼久しぶりの実家泊

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朝ごはん。

 

朝から張り切っちゃった。(*´∇`*)

 

鰹出汁でとった味噌汁は美味しいです。